第116回秘書検定2級受験報告
2018-11-11 Sunに第116回秘書技能検定試験の2級を受験したので,受験報告を記す。
概要
項目 | 内容 |
---|---|
試験名 | 秘書技能検定試験2級 |
URL | https://jitsumu-kentei.jp/HS/index |
主催者 | 公益財団法人 実務技能検定協会 |
受験日 | 2018-11-11 Sun 15:00 |
合格発表日 | 2018-11-23 |
勉強期間 | 1か月 |
教材 |
内容
秘書技能検定試験 (秘書検定) は公益財団法人 実務技能検定協会が主催している民間の資格試験だ。秘書検定が何であるかは公式サイトに以下の通りに記載されている。
1級,準1級,2級,3級が存在し,1級と準1級には二次試験として面接試験が存在する。3級は高校生が多く受験し,2級と準1級は就職活動を控えた大学生や新人社会人,1級は現役秘書などが主に受験している。
合格率の例は以下のとおりとなっている。
第115回 30.6.17 の結果 施行級 志願者数 受験者数 一次合格 最終合格 合格率 1級 1,276名 1,090名 429名 260名 23.9% 準1級 5,572名 5,118名 3,028名 2,073名 40.5% 2級 30,864名 28,920名 — 15,637名 54.1% 3級 16,330名 15,382名 — 8,508名 55.3% 計 54,042名 50,510名 — 26,478名 1~115回
総計8,065,719名 7,475,063名 3,949,647名
今回受験した2級の合格率は54 %程度であり,頑張れば誰でも合格可能な難易度だ。
動機
秘書検定2級を受験した理由は,会社の資格手当の対象になっていたからだ。今の会社では,賃金規定に資格手当が存在する。対象職種によって該当資格は異なる。技術職であれば,基本情報技術者が該当する。その他,全社員対象の資格として,以下の3資格が記載されていた。
- ビジネス会計検定3級
- 秘書検定2級
- ビジネスマナー検定2級
今回挙げた資格を取得している場合,申請すればそれぞれ毎月2000円支給される。
今の会社は3社目だが,2社目では残業や海外出張をこなして仕事を頑張ったにも関わらず,昇給はたったの月1000円だった。これと比べると,資格手当が支給されるだけで前職の昇給を上回ることができる。しかも資格試験なので,上司からの評価など関係なく,自分の頑張りだけで実現でき,1-2か月頑張れば達成可能だ。これは頑張らざるをえない。
また,ここのところLPIC-2やOSS-DB SilverなどIT系の試験を立て続けにに受験しており,息抜きの勉強もしたかった。
社会人になったものの,お礼状の書き方や敬語の使い方など,社会常識をきちんと学ぶことはあまりない。教養を深めるいい機会でもあった。
勉強
教材には以下の2冊を使った。
試験が改訂されておらず,内容も大きく変わった様子はないので,教材費を低くするために,3年ほど昔に出版された教科書と問題集を購入した。
まず,「カラー改訂版 出る順問題集 秘書検定2級に面白いほど受かる本」を通読した。その後,「秘書検定実問題集2級2015年度版」を解いていき,わからないところや間違えたところを教科書で確認し備忘録にまとめていった。
2018-10-09 Tueから勉強を開始し,2018-11-11 Sunに受験した。受験までの勉強期間は約1か月だったので,問題集に掲載されていた6回分の問題を1週解いたところで受験となった。
感想
受験会場は御茶ノ水駅近くの損保会館だった。会場に到着すると,受験者に女性が多かったのが印象的だった。だいたい8-9割は女性だった。秘書というと女性の仕事という印象があり,印象通りだった。
受験勉強している最中は,秘書というのは上司を陰で支える地味で弱い立場な印象をもってしまった。会社の部下と同じで,何をするにしても上司に確認が必要で,雑務に追われている。その代わりに,会社の機密事項やおえらいさん達との付き合いがあるので,社会的地位が高く,これはこれで充実した仕事なのかもしれない。
敬語や来客対応,弔事や贈答マナーなど一般常識的なことが学べて,教養が深まった。
試験は2018-11-11 Sunに実施された。受験票によると,合格発表は2018-11-23にホームページで公開され,12/3に合否通知が発送されるとのことだ。
受験直前の状態で正答率が60 %前後だったので,合格できるかどうかはあまり自信がない。受験結果が公開されたら,その結果を報告する。
2018-11-23に試験結果が発表されたので,結果報告を公開した。
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