結果報告: FP技能検定2級 | 合格点ギリギリの一発合格

2018-01-28(日)実施のファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定2級の結果が届いたので報告する。

受験者全体

2018-01-28(日)にFP技能検定2級を受験した。そのときの受験報告は,ブログ記事「FP技能検定2級受験報告」としてまとめている。

今回は一般社団法人金融財政事情研究会主催の試験を受験し,午後の科目選択には「個人資産相談業務」を選択して受験した。

2018-03-08(木)に試験結果が公開されたので,まずは受験者全体の結果を掲載する。

等級 学科
実技
試験科目 受検申請者数 受検者数(A) 合格者数(B) 合格率(B/A)
1級 学科 11,313 7,455 1,083 14.52%
実技 資産相談業務
2級 学科 53,216 39,614 11,304 28.53%
実技 個人資産
相談業務
26,689 19,479 6,180 31.72%
中小事業主
資産相談業務
3,453 2,647 1,259 47.56%
生保顧客
資産相談業務
12,583 7,954 3,993 50.20%
損保顧客
資産相談業務
42,725 30,080 11,432 38.00%
3級 学科 40,350 30,692 20,055 65.34%
実技 個人資産
相談業務
19,796 16,523 11,092 67.13%
保険顧客
資産相談業務
18,958 13,064 5,615 42.98%
38,754 29,587 16,707 56.46%
試験結果:2018年1月試験 | 一般社団法人 金融財政事情研究会

これによると,今回受験した2級個人資産相談業務の受験結果は,受験者数19479人で合格者数が6180人であり,合格率は31.72 %だった。3級の合格率が約65 %なので難易度が倍まで上がっていることが分かる。

興味深いことに,午前の学科試験の合格率が28.53 %であり,午後の実技よりも午前の学科試験のほうが合格率が低くなっている。資格試験では,通常午後の実技試験のほうが内容が高度なので合格率が下がる傾向を感じていた。

FP技能検定では午前と午後で科目合格があり,同一級の合格者であれば違う区分の受験時に午前試験を免除でき,午後試験の勉強に専念できるので,午後試験の合格率が高いのかもしれない。

試験結果

個別の試験結果は受験申込時に登録したマイページから確認できる。

また,3/8の合格発表後に郵送でも結果が送付される。自宅には3/12(月)に届いていた。マイページでも結果を確認できるが,科目の得点率については郵送で送られてくる合否通知書でしか確認できないようなので注意しておこう。

肝心の自分の受験結果は,ぎりぎり合格だった。合格証明書は以下の通りだ。

FP2級合格証明書

合否通知書は以下の通りだ。

FP2級合否通知書

合否通知書をみてわかるとおり,午前試験:37/60,午後試験:33/50で共に合格点の60 %ぎりぎりだった。

実際に,受験報告時に自己採点したところ,ぎりぎり不合格だったので,今回は不合格だろうと予想しておらず,5月の次の試験を受験する気だった。

過去問演習量が過去2年分の合計6回分を一周しかしておらず,そのときの得点率も6割ぎりぎりだったので,不合格でもおかしくなかった。少なくとも2週はして得点率7割は取っておくべきだった。なので,あまり合格した気はしていない。

勉強方法は受験報告で記載したとおり,以下の若干古いテキストを使った。

滝澤ななみ, 2013-2014年版 みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP, 2013–2014年TAC出版, 2013 (http://amazon.co.jp/o/ASIN/4813251765/)

後は,きんざいで公開されている過去問題を使い,「2級FP過去問解説」で配布されている過去問の解説を使った。

何かの間違いで合格したようだ。こんなところで運を使いたくはなかったのだが,素直に合格できて嬉しかった。これから受験される人は,余裕を持って試験勉強することを勧める。

次は日商簿記3級やLPIC-2などを受験しようかと考えている。また,何か進展があればブログで報告する。

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