Install pip from source

Pythonのパッケージを管理するpipをソースコードからインストールする。
Python関係のパッケージの管理は基本的にpipにより行う。pipではローカルにインストールするときは以下のコマンドを実行することで~/.local/にインストールして自動的にPYTHONPATHも通してくれる。
pip install モジュール名 –user


そのため,自分でpip本体やpip以外によりインストールするときも~/.local/以下にインストールする。
pip自体のインストール方法には以下の3種類がある。
  • setputools (easy_installコマンド)
  • get-pip.py
  • ソースからのインストール
参考:pipの使い方 (2014/1バージョン) — そこはかとなく書くよん。 http://tdoc.info/blog/2014/01/15/pip.html


この中で最初の二つは管理者権限が必要になる。管理者権限が必要な場合,借り物のパソコンなどで環境構築ができないのでソースコードからpipをインストールする。
以下のようにgithubのリポジトリから最新版をダウンロードしてPYTHONPATHをインストール先の場所で指定してインストールする。


cd ~/local/src/
git clone –depth 1 https://github.com/pypa/pip
cd pip
PYTHONPATH=$HOME/.local/lib/python2.7/site-packages/:$PYTHONPATH python setup.py install –prefix=$HOME/.local/


これにより開発版のpip-1.6.dev1をインストールできた。
pip自体とこれによりインストールしたコマンドやライブラリなどを使えるように以下のように環境変数を.bashrc.zshenvなどに設定しておく。
## for python pip local installed package
export PATH=${HOME}/.local/bin:$PATH
export MANPATH=${HOME}/.local/man:$MANPATH
export LD_LIBRARY_PATH=${HOME}/.local/lib:$LD_LIBRARY_PATH

export INCLUDE=”${HOME}/.local/include:$INCLUDE”

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