Ubuntuのヘルプや時刻を英語化
例えば以下のコマンドを実行すると,日本語で表示されて気持ち悪い。
ls
–help
date
ロケールの設定が日本語になっているのが原因のようだ。
ロケールとは,ソフトで使用する言語や通貨・時刻などの表示を取り扱う。
設定ファイル
CentOS
localeを変更しちゃいますの巻
http://blog.trippyboy.com/2011/centos/centos-locale%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%97%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%AE%E5%B7%BB/
/etc/sysconfig/i18n
ubuntuでは
/etc/init.d/lightdmなどで
/etc/default/localeを実行するように記述している。
標準のロケールを指定したければ以下のファイルに設定を書き込めばよいだろう。
/etc/default/locale
Man
page of LOCALE
http://linuxjm.sourceforge.jp/html/LDP_man-pages/man7/locale.7.html
以下の環境変数などにより設定する。
詳細は
man
locale
変数
|
説明
|
LC_CTYPE
|
文字の種類やその比較・分類の規定
|
LC_MESSAGES
|
メッセージ表示に使用する言語。
|
LANGUAGE
|
プログラムのヘルプなどで翻訳してくれる。複数の言語を:でつないで指定可能。
|
LC_TIME
|
日付と時刻の書式。dateコマンドなどの結果に影響する。
|
LANG
|
標準値として使用する。個別に変更可能。
|
LC_ALL
|
全てのロケールを一括で設定する。
|
優先順位
LANGUAGE>LC_ALL>LC_*>LANG
参考:UNIXの環境変数メモ
–
知っておくと便利な環境変数のリストを作りましょう。
http://www.hyuki.com/yukiwiki/wiki.cgi?UNIX%A4%CE%B4%C4%B6%AD%CA%D1%BF%F4%A5%E1%A5%E2
基本的にはLANGで指定した内容でだいたいのロケールが設定される。ヘルプのメッセージや時刻表示は英語の方がいいのでそこを設定しておく。
以下の内容を~/.zshenvなどに設定しておけば日本で過ごす上では問題ない。
export
LANG=ja_JP.UTF-8
export
LANGUAGE=en_US.UTF-8
export LC_TIME=en_US.UTF-8
export LC_MESSAGES=en_US.UTF-8
LC_MESSAGESが英語でも日本語でメッセージが表示されるのはLANGUAGE変数が原因だった。
以下のコマンドなどのヘルプや時刻が日本語で表示されるのが気持ち悪かったけどこれで解決した。
ls
–help
date