インストール: Android Studio | Androidアプリ開発の定番IDE
Androidアプリの開発で多用されるAndroid StudioをUbuntuにインストールする。
インストール手順
項目 | 説明 |
---|---|
配布元 | Download Android Studio and SDK tools | Android Developers |
リポジトリー | |
手順 | Install Android Studio | Android Developers |
依存情報 | Install Android Studio | Android Developers |
依存先 (必須) |
|
依存先 (任意) | |
依存元 |
日付 | バージョン | OS | 依存関係 |
---|---|---|---|
2020-01-19 | 3.5.3.0 | Ubuntu 18.04 |
上記手順ではインストーラーの展開までしかできていない。今回は$HOME/.local/opt/stow/android-studio
にパッケージをインストールし,そこからstowで$HOME/.local/opt/bin
にシンボリックリンクを貼ることにした。
事前に以下の設定を~/.profile
や~/.bashrc
に記述してPATH環境変数を設定しておく。
export PATH="$HOME/.local/opt/bin:$PATH"
この後,Android Studioを起動して初回の設定を行う。
なお,64-bitのUbuntuやFedoraを使ってている場合,32-bitのパッケージが必要になるので,以下のコマンドでインストールしておく。
# Ubuntu 64-bit
sudo apt install libc6:i386 libncurses5:i386 libstdc++6:i386 lib32z1 libbz2-1.0:i386
# Fedora 64-bit
sudo yum install zlib.i686 ncurses-libs.i686 bzip2-libs.i686
初期SDKのダウンロード
以下のコマンドでAndroid Studioを起動する。
studio.sh
本当ならば,前回設定のインポートやらインストールタイプの選択画面などが表示されるのだが,キャプチャを撮り忘れたため,2回目起動時の画面キャプチャを記す。
SDKが足りていないと出た。
$HOME/Android/Sdk
に必要なSDK類をダウンロードする。
必要なSDKのダウンロードが始まるので終了まで待つ。
ダウンロードが完了する。
初期インストールはこれで完了となる。
追加SDKのダウンロード
初期状態ではインストールされているSDKが最新のAndroidのものだけであり,手持ちの実機とは異なるので,追加SDKをダウンロードしていく。右下の [Configure]>[SDK Manager] を選択して必要なものを追加していく。
[SDK Platforms] タブ>右下の [□ Show Package Details] を選択する。手持ちのAndroidのバージョンが7.0なのでこれにあった以下のSDKを選択する。
- Android SDK Platform 24 revision 2
- Google APIs Intel x86 Atom System Image revision 25
その後,[SDK Tools] タブ>右下の [□ Show Package Details] を選択する。以下のボックスにチェックが入っていることを確認し,入っていなければチェックする。
- Android SDK Build-Tools 24.0.3
- Android Emulator
- Android SDK Platform-Tools
- Android SDK Tools
一通りチェックしたら [OK] を選択する。
License Agreement画面が表示されるので [◎ Accept]>[Next] を選択する。
ダウンロードが始まるので完了するまで待機する。
完了したら [Finish] を選択する。
初回ダウンロード
初回起動時にGradleなどのビルドツールが自動的に必要なものをダウンロードするらしいので,とりあえず [Start a new Android Studio project] を選択して,適当にプロジェクトを選んでみる。
初回起動はビルドツールのgradleのダウンロードが始まるのでダウンロード完了まで待機しておく。
なお,これとは別に,インストール手順の最後に書かれていたTipsにあるとおり, [Tools]>[Create Desktop Entry] を選択して,UbuntuにAndroid Studioを認識させておく。以前バージョンでは手作業で作る必要があったので楽になった。
全ユーザー用に作るか確認される。自分だけ使えればいいので,チェックを付けずに [OK] を選択する。
これでUbuntuのDashからAndroid Studioを起動できるようになった。
これでAndroid Studioのインストールが完了となる。KVMのインストールなどやり忘れたものがあった気がするので,必要になったタイミングで記事を更新して情報を追記する。
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