6冊から選んだベストな初心者向けC++入門本

C++はLibreOfficeやOpenFOAMといった最近のフリーソフトや、それ以外の商用ソフトやゲームにも使われている。おそらく今後も主要な言語となっていくだろう。フリーソフトの世界でやっていくには、LibreOfficeの改善のためにもC++を使えるようになる必要がある。
C++を勉強するために以下の本を図書館から借りて購入すべきかどうか調べた。
  • 高橋 麻奈, やさしいC++ 第4版 (「やさしい」シリーズ) 第4 (ソフトバンククリエイティブ, 2012).
  • ロベール, ロベールのC++入門講座 (毎日コミュニケーションズ, 2007).
  • スティーブ オウアルライン, C++実践プログラミング 第2 (オライリージャパン, 2003).
  • 高橋 晶 and 安藤 敏彦 and 一戸 優介 and 楠田 真矢 and 道化師 and 湯朝 剛介, C++ ポケットリファレンス (技術評論社, 2013).
この候補を出す時点で以下のC言語の学習を前提とした本は除外している。
  • ハーバート・シルト, 独習C++ 第4版 第4 (翔泳社, 2010).
  • グレゴリー サティア and ダウグ ブラウン, C++プログラミング入門 新 (オライリー・ジャパン, 2001).
私が使ったことがあるのはFortaran77とPythonとTeXくらい。Cの知識もないのでそこから学べるものが必要だ。
以下の本が網羅的で最もよいと思った。
  • ロベール, ロベールのC++入門講座 (毎日コミュニケーションズ, 2007).
独特の砕けた表現を使っていたり、Amazonのカスタマーレビューが怪しかったりするが、900ページにも及ぶ内容があり、当分はこれでいいだろう。
やさしいC++はわかりやすかったけど若干内容が物足りないと思った。
C++も基本を覚えたら後はライブラリの関数や機能などを覚える作業になる。そうなったらポケットリファレンスや江添さんのC++本を参照したらいい。
特に、実務的に大事なのはファイルの読込、書出の部分。実際に手を動かしながらやるのがいいのだろう。今は時間がないので、本を購入して一旦積んでおいて時間を見つけて勉強する。

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