Windowsのバージョンの確認方法

Windows 10は日々更新が入っており,バグ発生時などで動作を確認する場合,バージョン情報が重要なことがある。

そこで,Windows 10のバージョンの確認方法を整理した。大きく画面とコマンドの2種類の確認方法があるのでそれぞれ説明する。

画面

Windows 10の場合,画面操作でバージョンを確認できる。

[スタート]>[⚙設定]>[システム]>[バージョン情報] を選ぶと,以下のようにバージョン情報が表示される。

今回の場合,バージョン1803でビルド番号17134.915となっていることがわかる。

コマンド

画面操作だけでなく,コマンドからも確認することができる。基本的に,cmd.exeやPowerShellから実行する。

コマンドを入力するだけなのでお手軽で,Windows 10以前の古いWindowsから共通の確認方法となっている。コマンドからの確認方法を覚えておけば,多くのケースに対応できるだろう。

バージョン情報を確認するコマンドが何種類かある。

ver

お手軽なのがverコマンドだ。

ver
Microsoft Windows [Version 10.0.17134.915]

シンプルに1行でバージョン情報を表示する。

verコマンドでは [バージョン] 番号 (例: 1803) が表示されていない。しかし,ビルド番号は表示されている。ビルド番号が分かればバージョン番号は「Windows 10 – リリース情報 | Microsoft Docs」から逆引きできるので,問題はない。

winver

続いて,winverコマンドがある。

winver

winverコマンドを実行すると,上記の画面が表示されバージョン情報を確認できる。こちらはverコマンドと異なり,バージョン番号 (例: 1803) も表示されている。ただし,ログとしてテキストに出力できないので,あくまで目視確認用となる。

画面操作で確認するよりも,コマンド一発で確認できて手軽だ。

その他

基本的にはverコマンドとwinverコマンドで事足りると思うが,他にもsysteminfoコマンドやwmicコマンドでもバージョン情報を取得することができる。

特に,wmicコマンドは狙った項目だけ表示されることができるので,便利かもしれない。

詳細は以下のサイトを参照する。

その他のバージョンの確認コマンド

結論

Windows 10のバージョンの確認方法を整理した。

基本的にはverコマンドかwinverコマンドで確認するのが手っ取り早い。

Windowsでの動作確認時はこれらのコマンドで確認したバージョンも併記するようにしたい。

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