インストール: odt2txt | LibreOffice文書 (ODF) の処理に必要なツール
自由なオフィススイートのLibreOfficeが標準形式として採用しているOpenDocument Format (ODF) からテキストを抽出するodt2txtをソースコードからインストールする。
ODFはXMLをzip圧縮したバイナリー形式のファイルとなっている。バージョン管理する際やデータ処理する場合に,そのままだと都合が悪い。odt2txtコマンドを使うことでテキストや元データのXMLを抽出できるので,ODFの処理で必要になる。
種類 | パッケージ名 |
---|---|
APT | odt2txt |
RPM | odt2txt |
項目 | 説明 |
---|---|
配布元 | dstosberg/odt2txt: A simple converter from OpenDocument Text to plain text |
リポジトリー | dstosberg/odt2txt: A simple converter from OpenDocument Text to plain text |
手順 | odt2txt/INSTALL at master · dstosberg/odt2txt |
依存情報 | |
依存先 (必須) | Make (GNU Make) |
依存先 (任意) | libiconv, libzip |
依存元 |
日付 | バージョン | OS | 依存関係 |
---|---|---|---|
2020-10-15 | 0.5 | Ubuntu 20.04 | GNU Make 4.2.1, GCC 9.3.0 |
odt2txtはAutotoolsを使っていないシンプルなリポジトリーになっていた。依存関係も比較的少なく,Linuxではmake
コマンドを実行するだけでビルドできた。make
のDESTDIR
変数でインストール先ディレクトリーを指定してインストールする。
Linux以外のOSではlibiconvやlibzipが必要になることがある。
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