AWSを使っていてRDSに関して身に覚えのない課金がなされていた。課金の理由と課金の解除方法をカスタマーサポートに問い合わせて回答をもらえたので,備忘録として記録する。
概要
2020年7月にAWS Elastic Beanstalk経由でRDSを使っていた。使わなくなったので,7月末にインスタンスを削除した。基本的に,AWSの無料利用枠の範囲内であるため,課金は発生しないだろうと思って確認したら,以下の通りに8月に既に課金が発生していた。
請求は「Billing Management Console」から確認した。肝心の課金内容は以下の通りとなっていた。
USD 0.095 per GB-month of backup storage exceeding free allocation 0.164 GB-Mo $0.02
バックアップストレージが無料割り当てを0.164 GB/月超過していたため,0.02 USDの課金が発生したようだ。なお,8/3 Monに確認した際は,0.055 GBの超過で0.01 USDの請求だった。使用量は月平均で計算しているようだ。
しかし,AWS Elastic Beanstalkのインスタンスを削除したので,特にストレージを使った覚えはない。
問い合わせの回答
調べてもよくわからず,行き詰まったため,カスタマーサポートに2020-08-03 Monに問い合わせた。すると,翌日に以下の通りの回答がきた。
こちらの質問通り,課金の条件と,課金の解除方法を回答してもらえた。
この「バックアップストレージ」というのが,スナップショットの保存領域を指しており,DBインスタンス終了後のバックアップストレージは毎月0.095 USD/GiBの課金対象となっていた。
結論
AWS RDSに関する見に覚えのない請求について記した。先日のElastic IPアドレス (EIP) の課金に続く,AWSでの課金のトラブルだった。
今回のRDSとEIPの課金はうっかりしてしまう部分なので気をつけたい。特に,インスタンス終了後のスナップショットは他のAWSのサービスでもありそうなので,インスタンス終了時には注意したい。
リンク
関連