選挙時の投票方針

選挙時の投票方針について記す。

概要

過去に2回 (第24回参議院通常選挙で「三宅洋平」と「支持政党なし」に投票した理由2020-07-05 Sun東京都知事選挙での幸福実現党の七海ひろこへの投票理由) 選挙について投稿した。選挙時の投票の方針は基本的に固まっており,選挙時に毎回方針を書くのが手間に感じたので,こちらに選挙時の投票方針を記しておいて,こちらを参照することにした。

投票の方針としては,「アファーマティブアクション」に従うことにする。アファーマティブアクションとは,格差是正行動を指す。社会上に発生している格差を是正するような行動を取ることを指す。特に多民族国家の米国の大学入試で女性やマイナー民族等の優遇措置などで考慮されることが多い措置だ。

社会に大きな格差が存在すると,それが世の中にとって問題になることが多く,結果として自分や自分の周りにも不利益を被ることが多い。そのため,アファーマティブアクションに従うように投票する。

方針

このアファーマティブアクションに従うことで,以下の基本方針が自動的に導かれる。

選挙時の投票方針
  1. 性別: 女性
  2. 年齢: 若年
  3. 政策: 動物愛護,情報公開
  4. 最高裁判事: 全員罷免

順番に簡単に説明していく。

まず性別は女性を優先する。これは社会の重役において,女性の比率が人口比率に比べて低いからだ。2015年 (平成27年) の国税調査の結果から,日本の人口は男約6200万人,女約6500万人となっており,男女比が約95 %で女性の方が多い (参考: 国勢調査 平成27年国勢調査 最終報告書「日本の人口・世帯」統計表12 男女別人口及び人口性比-全国,都道府県(大正9年~平成27年) | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口)。

それに比べて,現実社会の行政トップの男女比は男のほうが多い印象が強い。そのため,女性の意見を反映させるために女性を優先する。

年齢としては若い方を優先する。人口比率でいうと,35歳以上の比率が60 %以上を占めている。高齢社会を前提に高齢者を優遇してしまうと考えると,人口減少に拍車がかかる。そのため,日本の将来を考えても,35歳以下程度の若者を優先する。

政策としては,動物愛護や情報公開の政策を挙げている挙げているものを優先する。

日本社会は基本的に人間至上主義の社会となっている。肉食という食生活の維持のために毎日何万もの動物を大量殺戮して犠牲を払っている。そのくせ,人間が少し死んだだけで大騒ぎする。痛みという観点からはどちらも大差ないのに,人間の痛みだけ過大に評価し,動物の痛みを過小評価している。そういう点で,動物と人との扱いに関しては格差が大きいため,これを是正するような政策を持つ立候補者を優先する。

また,アファーマティブアクションを取る上では判断するための情報が必要となる。そこで,判断の基本要素として情報公開の政策を掲げている立候補者も優先する。

最後に,衆議院議員選挙時にだけ行われる最高裁判所裁判官国民審査では,原則全員罷免とする。この最高裁判所裁判官国民審査の制度は,国民が最高裁判所の裁判官の新任・不信任を直接選ぶ制度なのだが,デフォルトが新任になっており,罷免者を選ぶ仕組みになっている。そのため,よくわかっていない過半数の有権者が白紙で投票するため,今まで24回実施されたものの一度も罷免者がでていない。

最高裁判所の判事には過去には違憲状態を放置した判事もおり,問題のある裁判官もいた。しかし,制度がほとんど形骸化しており,問題のある判決を出したにも関わらず,罷免にはなっていない。有権者を舐めきった制度となっている。

本来であれば,新任・不信任・不明の3択にすべきである。が,制度を変える動きはない。

そうであれば,本当に裁判官の行いを判断できる人達の投票を活かすために,常に全員に罷免 (不信任) を投票する。有権者を舐めきった制度ではあるが,少しでも抵抗する。

結論

選挙時の投票方針を記した。

衆議院や参議院,その他に都道府県知事,市区都議会議員など,日常生活を過ごしていれば選挙のタイミングがある。

身の回りの世界を良くするために,今回記した方針に従って,自分の確たる考えを持って,立候補者を見定めていきたい。

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