Cloudsferを使いCopyからMEGAにデータを移行

2014-04頃からオンラインストレージのCopyを使っていた。2016-05-01にサービス停止になったので,MEGAに移行することにした。データの移行手順などをまとめる。

Copyのサービス停止

オンラインストレージのCopyは以下2点の理由から重宝していた。

  • WindowsやMacだけでなく,Linuxにも対応していて公式アプリも配布していた
  • 利用可能な容量が15 GBと大容量。

しかし,2016-02-02に2016-05-01にサービスを停止するとアナウンスがされた。

Barracuda Copy – Copy End-of-Life

Linuxにも公式対応した大容量のオンラインストレージは少ないので,サービス停止はとても残念だった。

Copyのデータ移行手順

Copyの代わりに使うオンラインストレージを検討したところ,MEGAというオンラインストレージがCopyと同じ利点を持っていたのでこれにデータを移行することにした。

Copyではサービス停止にあたって,データの以下のページに移行手順を用意してくれているので,これを利用したい。

Barracuda Copy – Moving Your Data from Copy

データサイズが増えてくるとデータのアップロードの時間もバカにならない。可能なら転送サービスを使えたほうがいいだろう。上記手順で使われている移行サービスのMoverは以下に対応可能なストレージサービスの一覧がある。


Connectors • Mover

残念なことに,MoverはMEGAに未対応のようだ。そこで,Cloudsferを使うことにした。Cloudferを使って,CopyからMEGAに引っ越しする方法は以下に記載されている。

Migrate from Copy to Mega – Cloudsfer Support Portal

なお,Clordsferは無料プランだと10GBまでしかデータを転送できないので注意する。Moverは転送容量が無制限なので,できるだけMoverを使ったほうがいい。10GBを越えるデータをMEGAに転送したければ,素直にローカルPCで移動させるしかないだろう。

MoverやCloudsferはデータ転送サービスと呼ばれる模様。主に,オンラインストレージ同士の定期的なバックアップなどが主な用途のようだ。

The Top Five Services for Cloud Based Data Transfer

以下ではCloudsferでの操作手順を記載する。

  1. アカウントを作成してログインする。
  2. [Start a New micration]。

  3. [New Migration Plan wizard]の[1. From]画面でCopyを選択>移動させるディレクトリの選択画面で一番上位の[Cop]を選択>[Submit]。

  4. [2. To]画面で[Mega]を選択>一番上位の[Mega]を選択>[Submit]。

  5. タイトルを記入する。なんでもいい。ここでは,[Title:]を[New Migration Plan]から[Transfer Copy to Mega]へ変更。[Start migration now]を押下。

  6. [Migration Dashboard]画面に移動するので,さっき作ったPlanにチェックを入れて[Start]を押下。5分くらいしたら転送が始まった。

  7. 進捗を知りたければ,[Activity]からチェックできる。

この方法でデータを転送できるだろう。ただ,自分のCopyの容量は約17 GBであり,Cloudsferの転送を初めてから容量が足りないことに気づいてしまった。結局ローカルPCでやることになり,二度手間となり失敗だった。今後は気をつけたい。

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