CygwinでWindowsでも使えるショートカットを作成
CygwinでWindowsを移動しているとよく行く場所にはlnコマンドを使ってシンボリックリンクを貼っている。CygwinとWindowsではリンクの扱いが異なるのでメモ。
参考:
リンクに関係するCygwin環境変数に設定可能な値は以下にまとめた。
以下のように設定するとCygwinでlnコマンドでシンボリックリンクを作成時に、Windowsでも利用可能なリンクを作れる。nativestrictにすると管理者権限が必要なときなどでエラーが出てしまい、設定していたことを忘れたときに困るので控えたほうがいいだろう。
シンボリックリンクとショートカットの違いは以下のサイトでのやりとりがわかりやすい。
参考:シンボリックリンクとショートカットってどう違うんですか?
– Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1271642502
- シンボリックリンク: リンク先そのものとして扱える
- ショートカット: リンク先が書いてあるだけ
実際にシンボリックリンクとショートカットをWindowsのエクスプローラーからメモ帳などで開いてみるとわかりやすい。
Winsowsでシンボリックリンクを作るにはmklinkコマンドを使う。
Cygwinからショートカット(.lnk)を作るには、cygutilsパッケージに含まれているmkshortcutというコマンドを使えばいい。
端末から作業する上ではシンボリックリンクの方が何かと便利。ショートカットだとcdコマンドで移動できないし、リンクからのコマンドの実行もできない。
Cygwinのlnコマンドを実行すると、標準ではWindowsでは読み取れないファイルが作られる。CYGWIN環境変数を設定することでlnコマンドによるシンボリックリンク作成時のWindowsの共同を制御できる。
- http://d.hatena.ne.jp/kiririmode/20131101/p1
- The CYGWIN environment variable http://cygwin.com/cygwin-ug-net/using-cygwinenv.html
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export
CYGWIN=winsymlinks:native