CygwinでWindows版gvimを使い、.vimrcも共通化
Vimを使っていると、CygwinからもWindows版のgvimを起動したくなったのでメモ。
普段のテキストエディタに
CygwinからWindows版gvimを使う方法
以下の手順でCygwinからWindows版gvimを起動できるようにする。
- Cygwinのgvimはコマンド名が競合するのでインストールしていればアンインストールしておく。CygiwinのgvimはXwindowsでしか使えないので使い勝手が悪い。
- Kaoriyaで配布されているWindowsのVimをDLして解凍し任意の場所に保存する。例えば、私は以下の場所に保存している。
- C:\Users\IENEKO\program\
- CygwinにおいてKaoriyaのWindows版Vimにシンボリックリンクを貼る。ln -s /cygdrive/c/Users/IENEKO/program/vim74-kaoriya-win32/gvim.exe /bin/
- これでCygwinからWindows版のgvimを起動できるようになった。以下のコマンドでWindows版のgvimが起動すれば成功。gvim
CygwinとWindows版gvimと.vimrcを共通化
Windows版のgvimとCygwinのvimと設定ファイルを共有したければ以下の手順により共通化できる。
- Windowsの環境変数HOMEをcygwinのホームディレクトリの位置に設定
- 例えば、ユーザー名がIENEKOならば以下の手順で設定可能。
- スタートボタン->コンピューターを右クリック->プロパティ->システムの詳細設定->詳細設定タブ->環境変数->IENEKOのユーザー環境変数の新規変数名:HOME変数値:c:\cygwin\home\IENEKO
- cygwinのームディレクトリに.vimrcと.gvimrcを配置する。
- gvimを起動するとcygwinの.vimrcの設定が反映されている。
これで、Windowsにおけるテキストエディタ関係の開発環境が改善されると思う。