GNU socialにはメールアドレスでユーザーを招待する機能がある。今まで使ったことがなく、今回初めて使うためこの機能の使用方法について整理する。GNU social v2.0.0beta0で確認した。
招待 (invite) 機能はデフォルトで有効になっている (CONFIGURE.md)。config.php
にinvite.enabled=false
を指定したときだけ無効になる。このように自分でサイト設定を明示的に無効にしない限り常に使うことができる。
通常の友人の招待以外にも、もともと新規登録ができないおひとりさまサーバーに、作業用のアカウントを追加する際に、サイト設定を変更しないで実現できる手軽さがある。
以下に記す通り、既存ユーザーのHome画面 (Home-Home: username/all) と連合ホーム画面 (Public-Network: main/all) を表示したときに、右側のユーザープロフィールの下に表示される [Send invite] ボタンから招待を行う。
こちらのボタンを選ぶと、以下のように招待先のメールアドレスと招待文の入力欄が表示される。メールアドレスは1行に1アドレスでまとめて複数名に送信できる。入力し終えたら [Send] を選ぶと招待メールが送信される。
招待された側には以下の内容のメールアドレスが届く。
メール内のリンクをクリックすると登録画面が表示される。
あとは、新規登録時と同じ画面 (参考: LoadAverage (GNU social) への登録方法 – Kenchant) が表示されて、登録できる。
通常の登録と異なるのは、登録時に招待者を最初からフォローしているところだ。それ以外は違いがないように感じる。
気になるユーザーがいれば、分散SNSの輪を広げるためにも積極的に招待してみたい。
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