Twitterのおすすめアカウントの精度の向上方法
概要
SNSのTwitterには「おすすめアカウント (account suggestions)」の機能がある。ただ,こちらの機能で提案・推薦されるおすすめユーザーやおすすめツイートが的外れで精度が低く思った。このおすすめアカウントの精度の向上方法を思いついたので記す。
結論としては,興味のないアカウントのフォローを避け,レコメンドの誤認の原因になっているアカウントのフォロー解除により,精度の向上狙う。
「おすすめユーザー」と「おすすめツイート」
Twitterの「おすすめアカウント」の機能は,画面上では「おすすめツイート」と「おすすめユーザー」として確認できる。
Webブラウザー版であれば,以下のようにプロフィール画面の直近3投稿目の下に「おすすめユーザー」が表示され,右サイドバーに「おすすめツイート」が表示される。
「おすすめユーザー」には,表示の根拠となっているアカウントが「○さんと他N人がフォローしています」のメッセージとともに表示されている。
アルゴリズム
Twitterの公式ヘルプ (Twitterに表示されるおすすめアカウントについて) にあるとおり,おすすめアカウントは以下の情報からアルゴリズムで生成されている。
- アドレス帳の連絡先
- 現在位置
- 過去のツイート・フォロー・閲覧・反応アカウント・ツイート
しかし,こちらの興味関心と関係のないアカウントも提案に表示されることがある。いつまでも興味のないアカウントが提案に表示されているのは,好ましくない。
例えば,現在「おすすめユーザー」に以下のアカウントが表示されている。
この表示は過去にフォローしていた「りゅうけんFX (7Pe56wDcY2GHtKp)」や「kamiya (4V1URfjWUGZPsla)」のフォローから提案されている。試しに,一番上の「大笑えの帝 (oowaraenom1kado)」のプロフィールを表示させてみる。
上記のように,プロフィールの下端に「kamiyaさんにフォローされています」と表示されている。リンクを選ぶと,以下のように [知り合いのフォロワー] にkamiyaが表示されている。
「おすすめツイート」に関しては提案内容が頻繁に変わるのだが,「おすすめユーザー」がいつまでも同じユーザーばかり表示されている。
対策
過去に,大量にフォローしていたことがあり,その際のアカウントのフォローに基づいて推薦されたようだ。
過去のフォローに基づいて推薦されているため,推薦の誤認対策 (推薦の精度向上) としては以下の2点の方法が考えられる。
まず,第1に興味のないアカウントのフォロー自体を回避する。プロフィールや普段の投稿内容からして明らかに自分に合わないもの,botやスパムのようなアカウントは最初からフォローしないことが一番だろう。
続いて,第2にフォローして合わないことがわかったアカウントへのフォローを解除する。実際のところは一度フォローしてみて普段の投稿内容を観察したり,メッセージをやりとりして相性がわかることが多い。そこで,一度フォローして合わないとわかった段階でいつまでもフォローせずにフォローを解除する。
この2点を徹底することで,おすすめアカウントの精度を向上できると思われる。
ただ,実際にフォローを解除しても,過去の履歴がしばらく参照され続けるようで,すぐにはおすすめユーザーに反映されない。こればかりはTwitterの機能の仕様となるため,反映されるのを諦めよう。
結論
Twitterのおすすめアカウント機能の精度の向上方法を記した。
基本的には,「興味のないアカウントのフォローを避ける」ことに尽きる。フォロワー数を増やしたいなどで,興味ないアカウントへのフォローを増やしたことへの弊害でもあるだろう。
興味のないアカウントをフォローして,ミュートしても推薦の精度が下がるだけなので,興味のないアカウントのフォローはできるだけ避けて,まだ見ぬ新鮮なアカウントの探求を推奨する。