インストール: Perl | Web黎明期を支えたインタープリター型言語
プログラミング言語Perlをソースコードからインストールする。
Perlはインタープリター型言語であり,主に2000年頃に活躍したプログラミング言語だ。テキスト処理が得意で,Webの黎明期を支えた言語だ。
その他,IT技術の比較的初期に登場したインタープリター型言語ということで,WikipediaやLinuxなど多くのテキスト処理が必要な場面のスクリプトとして採用されている。
既にPerlbrewでのインストール方法も公開しているが,Perlbrewは自身のインストールにPerlが必要なところがいまいちだった。
Perl本体をソースコードから自分でビルドする場合,もちろんPerlはなくても問題ない。
種類 | パッケージ名 |
---|---|
APT | perl |
RPM | perl-interpreter |
項目 | 説明 |
---|---|
配布元 | The Perl Programming Language – www.perl.org |
リポジトリー | Perl/perl5: ?The Perl language interpreter. |
手順 | |
依存情報 | |
依存先 (必須) | Make (GNU Make) |
依存先 (任意) | |
依存元 | cpan, perlbrew, GNU Stow |
日付 | バージョン | OS | 依存関係 |
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2020-08-18 | 5.32.0 | Ubuntu 20.04 | GNU Make 4.2.1, GCC 9.3.0 |
ビルドの依存情報が見つからなかった。おそらく,GNU MakeとCコンパイラーがあれば大丈夫と思われる。
makeの実行にそこまで時間はかからないが,make testの実行に20分ほどかかるので注意する。
Perlにはcpanが付属している。万が一,cpanだけインストールしている場合は,stow実行時に競合するので事前にcpanをstow -D
でリンクを削除しておく。