Google PlayでのAndroidアプリの公開に必要なGoogle Playデベロッパーアカウントの登録方法
Google PlayでAndroidアプリを公開するには,Google Playデベロッパーアカウントに登録する必要がある。
そこで,Google Playデベロッパーアカウントの登録方法を整理する。登録方法は「Play Console の使用方法 – Play Console ヘルプ」に掲載されているので,この公式情報を元に登録する。
登録ページへのアクセス
まず,アカウントの登録ページの「Google Play Console」にアクセスする。事前にGoogleアカウントを保持しておき,Google Playのサイトでログインしている必要がある。
利用規約への同意
登録画面左下の「Google Play デベロッパー販売 / 配布契約」と「Google Play Console 利用規約」を閲覧後,チェックを付けておく。利用規約のページは右下の言語バーから日本語表示に変更できるので,ざっと眺めておく。
特に問題ないと思うが,Google Play Console 利用規約 1.2で登録者の年齢が18歳以上の条件があることには注意しておく。
その他,右隣の「販売と配布が可能な国の確認」から「Google Play ユーザーへの配布がサポートされている国や地域 – Play Console ヘルプ」と「デベロッパーと販売者の登録がサポートされている国や地域 – Play Console ヘルプ」も確認しておく。
日本であれば特に問題ないのだが,例えば,中国などでは有料アプリのダウンロードが不可能だったり,販売者登録に対応していなかったりするなど,発見がある。登録料の支払い
利用規約を一通り確認したら,右下の [支払いに進む] を選択して登録料の支払い画面に移動する。
Google Playデベロッパーアカウントの作成時には,登録料として25 USD (約2500円) を支払う。年間の更新料などなく,初回登録時のみに発生する費用だ。クレジットカードやデビットカードで支払う。
後に経費に計上することを考えて,領収書はきちんと保存しておく。
アカウント情報の入力
支払いの完了後,そのままアカウントの詳細を入力する。
以下の情報を入力する。
- デベロッパー名
- メールアドレス
- ウェブサイト (任意)
- 電話番号
アカウント作成後にも変更可能だが,特にデベロッパー名は変更審査に時間がかかることがあるらしい。事前に決めておいてできるだけ変更しないようにしておく。
デベロッパー名はアプリの下に表示されて確実にユーザーが目にする。世界共通なので,英字の会社名や本名など正式な名前にしたほうがよいと思う。
ここで入力するメールアドレスはGoogle Play Consoleからの連絡の受け取りようであり,一般ユーザーに公開されるわけではないことに気をつけておく。一般ユーザーに公開されるメールアドレスはアプリの配布画面で個別に設定できる。
電話番号に携帯電話番号を入力する場合,最初の0を国番号の+81に変更しておく (例: 090-1234-5678→+81-90-1234-5678)。
入力し終えたら,[登録を完了] を選択する。
Google Play Consoleのマイページが表示される。これで登録が完了となる。
結論
Google Playデベロッパーアカウントの登録方法を記した。
Androidアプリの配布方法として標準的なGoogle Playでの配布に必要な手順であり,どこかで行う必要があった。
Apple Storeでのアプリの公開には毎年登録料がかかるときいている。それに比べればアカウント登録時にだけ登録料が発生するGoogle Playは配布費用が安くて個人開発者にはありがたい。
今度は実際にアプリを公開してみたい。