インストール: Jenkins | warファイルを使ったお手軽インストール

以前書評を書いた「[改訂第3版]Jenkins実践入門」の第2章を参考に,CIツールのデファクトスタンダードであるJenkinsをUbuntu 18.04にwarファイルからインストールする。

年間報告に記した通り,IT技術者として次のステップに進むには,CI技術の習得が必須となる。少しずつ勉強を進めていこうと思い,その第一歩としてJenkinsをインストールする。

ダウンロード

Jenkinsにはインストール方法がいろいろある。

OSのデーモンとして常駐させることが多いので,パッケージマネージャーやインストーラーからインストールすることが多いようだ。

今回はローカル環境でのJenkinsの学習が目的だ。最低限,jenkins.warがあれば単体で実行でき,Javaさえインストールされていれば,WindowsでもLinuxでも同じ手順でインストールできる。そのため,ひとまずこれで試してみる

以下のコマンドでjenkins.warをダウンロードする。

mkdir -p ~/.local/share/java
cd ~/.local/share/java
wget http://mirrors.jenkins.io/war-stable/latest/jenkins.war

ファイルサイズが60 MBと少し大きいので注意する。今回はUbuntu 18.04のOpenJDK 1.8.0_222とJenkins 2.204.2での動作確認となった。

起動初回設定

以下のコマンドでJenkinsを起動して,起動初回設定を行う。

java -jar jenkins.war
Jenkins initial setup is required. An admin user has been created and a password generated.
Please use the following password to proceed to installation:

37209b2a9cbf4feab189bcf73161e167

This may also be found at: /home/senooken/.jenkins/secrets/initialAdminPassword

ログが出力される中で,途中で上記のように管理パスワードが表示される。

この状態で,Webブラウザーで [http://localhost:8080/] にアクセスすると,以下の画面が表示される。

[Administrator password] に先程表示されたパスワードか, [~/.jenkins/secrets/initialiAdminPassword] に記されているパスワードを入力して,[Continue] を選択する。

プラグインのインストール画面が表示されるので,[Install suggested plugins] を選択する。

プラグインのインストールが始まるので,終了まで待機する。

プラグインのインストールが完了すると,管理ユーザーの作成画面になる。

[Continue as admin] を選択すると,管理者名 [admin] でパスワードは,初回起動時のものになる。

ローカルでの検証用なので,ユーザー名=admin, パスワード=admin, Full name=Administratorで登録して,[Saved and Continue] を選択する。

最後にURLの確認画面が表示されるので,[Save and Finish] を選択する。

最後に設定の完了画面が表示されるので,[Start using Jenkins] を選択する。

Jenkinsのトップ画面が表示されてインストール完了となる。

結論

CIツールのJenkinsをwarファイルからインストールした。

[改訂第3版]Jenkins実践入門」の第2章に沿って,ほとんどインストールウィザードに従っただけだった。しかし,画面キャプチャを含めると量が多くなるので,これくらいのまとまりが丁度よかった。

この調子でJenkinsの設定方法や使い方を勉強していきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です