親知らずのクリーニング方法

ここ1-2週間ほど,右下の親知らずのしみの頻度と痛みの増加を感じてきて,いてもたってもいられず,近所の歯科医院を2020-01-27 Mon 19:00に訪問した。

そこで,親知らずのクリーニングと鎮静剤により,腫れを納めてくれた。その際に,痛みのもとになっている親知らずのレントゲンも初めて撮影してみることにした。

親知らずのレントゲン

見事に,親知らずが斜めに生えてきている。先頭が奥歯にぶつかってしまい,それ以上成長できず,奥歯の下にうずくまっている。ただし,先頭の部分だけが歯茎から露出してしまい,そこに食べかすがたまり,雑菌の繁殖から腫れの元となっていた。

根本的な解決策はないのかと医者に問い合わせたところ,基本的にはかぶさっている歯茎を切開して,抜歯するしかないとのことだ。そして,それは口腔外科扱いになるので,地元の開業医では取り扱っておらず,大学病院などの大きな病院でしか対応できないらしい。

その他の処置としては,歯ブラシによるクリーニングの徹底の助言をいただいた。しかし,親知らずは口の端にあり,通常のブラッシングではどうしても十分にクリーニングできない。具体的にどうすればよいかコツを尋ねたところ,歯ブラシのブラッシングのコツを以下の通りに教えていただいた。

親知らずのブラッシングのコツ
  1. 歯ブラシをペンを握るように持る (ペングリップ)
  2. 口を半開きにして,歯茎の周りに空間ゆとりを用意
  3. 歯ブラシの先頭で親知らずの露出をブラッシング

ペングリップと口を半開きにするというのがポイントで,たしかにこれなら今までのやり方よりもよりピンポイントでクリーニングが可能そうだ。小さめの歯ブラシがあればより掃除しやすいとのことだ。次回から実践していきたい。

ブラッシング以外では,洗口液 (マウスウォッシュ) も殺菌により雑菌の繁殖や歯茎の腫れに抑制効果があるとのことだった。

歯茎を切開しての親知らずの抜歯は大がかりなものになる。この先,ずっと親知らずのケアに注意が必要な点は気が重いのだが,歯は一生ものでありやむを得ない。

今まで必要性を感じていなかった洗口液や親知らずの掃除用に小さめの歯ブラシの購入も検討したい。セルフケアでどうにもならなければ,月1回程度歯科医院で親知らずの掃除の依頼もありかもしれない。

せいぜい1回十数分の処置で国民健康保険適用で数百円の出費だ。時間も費用もまだ我慢できる。これ以上状態が悪化しないように気をつけていきたい。

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