期限1か月+人員1名の過酷な状況でのイベントアプリ開発のコツ | サポーターズ勉強会 FirebaseとXamarin.Formsで作るクロスプラットフォームイベントアプリ開発参加報告
概要
項目 | 内容 |
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イベント名 | 【勉強会】FirebaseとXamarin.Formsで作るクロスプラットフォームイベントアプリ開発 |
URL | https://supporterzcolab.com/event/480/ |
ハッシュタグ | #spzcolab |
開催地 | 東京都渋谷区道玄坂1-9-5 渋谷スクエアA 11F |
開催日時 | 2018-07-25 19:30-21:00 |
参加人数 | 8 |
SNS | https://social.senooken.jp/conversation/43149 |
経緯
クロスプラットフォームなGUIのライブラリーとして,Qtの比較対象として見かけるXamarinについて気になっていた。また,最近FirebaseというデータベースのWebサービスの名前もみかけるようになっていた。
ちょうど両方共興味があったので,どんなものか知りたいなと思い参加した。
感想
最初に会場と運営元のサポーターズの説明があった。その後参加者同士で自己紹介をやって,発表,最後に懇親会という流れだった。
会場が渋谷でアクセスがよく,フロアーもフランクな感じでよかった。電源もWiFiもあって,会場としてとてもよかった。また,懇親会でドリンクを1本無料でもらえた。
参加人数が8人だったので,比較的こじんまりとした集まりになった。
今回の勉強会は発表者が過去に開発したイベントアプリで,どういうことを考えてどうやって実現したかという主に技術選定の話だった。
モバイルアプリの開発では,以下のような案件が飛び込んでくることがあるらしい。
- 期限: 1か月
- 開発者: 1人
- 対応プラットフォーム: IOS, Android
- いつでも編集可能
- push通知
これをうまくやるのにXamarin.FormsとFirebaseが妥当だろうと判断して採用して頑張ったとのこと。
Xamarinはコミュニティもあって比較的成熟しているので,クロスプラットフォーム対応としては有力。Firebaseは規模があまり大きくない場合,けっこう使いやすいとのこと。
あまり細かい話をされてもわからないので,今回の話は発表者の体験に基づいて,考えたことなどが話されていてわかりやすくてよかった。
特に印象に残ったところを書いていく。
モバイル系のクロスプラットフォームなライブラリーとしては以下の3強状態だ。
- Xamarin: 薄いラッパーなのでネイティブ機能に強い。
- ReactNative: React利用者が多いと有利。ネイティブAPIをあまりさらわないならいい。
- Cordova: HTMLアプリと同じ感じで作れる。
それぞれ一長一短があるので,各社が状況に応じて使い分けているとのこと。Qtもモバイル開発に使えるけど,あまり利用者がおらず,名前すらあがらないようだ。
また,ゲームエンジンのUnityはどうなのかきいてみたところ以下の回答をもらえた。
- 元々がゲームエンジンなのでボタンとかテキストフォームとか業務系のコントロールが充実していない
- 基本的に同期処理しか考えていないので,非同期が面倒くさい
発表者が過去にQtWidgetで開発をしていたことがあるとのことで,Qtの話を少しできてよかった。
結論
この勉強会自体がだいたい20代限定のもので,今回は新卒のIT技術者による発表だった。若くて優秀な人の話をきいて,刺激になった。
恥ずかしながら,DBなどまだまだ技術的な細かい話についていけないので,精進していきたい。Qtでモバイル系ライブラリー3強に挑めるように勉強を頑張る。
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