Install Amaya from binary on Ubuntu14.04, Windows 8
WYSIWYGなHTMLエディタAmayaをUbuntu 14.04とWindows 8にインストールした。その手順を解説する。
1 インストール手順
Amayaのバイナリは以下のURLで配布されている。
Amaya Binary Releases http://www.w3.org/Amaya/User/BinDist.html
Windowsであれば,Snapshot11.4.7 -Security fixからamaya-WinXP-11.4.7.exeをダウンロードしてインストーラーの指示にしたがえば簡単に最新版のAmaya 11.4.7をインストールできる。Windows 8での動作を確認している。Windows 7でも問題ないと思う。
Ubuntu 14.04でのインストールには注意が必要だ。最新版である11.4.7のLinux要パッケージはDebian amaya_11.4.7-1.debファイルである。
しかし,これを使ってインストールすると問題が起きる。それは,日本語の変換確定時に改行が本文に挿入されるという問題だ。IMEの問題を疑い,Fcitx+MozcをSCIM+Anthyに変えて試してみたがうまくいかなかった。おそらく原因は以下2点だ。
- 32bitだから
- Debianだから
日本語入力に関して非常に煩雑であるため,どうにかして解決したかった。試行錯誤のうえ,安定版をインストールすることで解決した。Ubuntu14.04には安定版をインストールする。以下でその手順を説明する。
- 下のRelease 11.4.4から,amaya_11.4.4-1_amd64.debをダウンロードしてインストールする。
- ダウンロードしたamaya_11.4.4-1_amd64.debを右クリック -> Ubuntuソフトウェアセンターで開く
- インストールをクリック
以上でインストールは完了。ターミナルから以下のコマンドを実行するとAmayaが起動する。
amaya
ただし,画面を一度最大表示にしないと表示が崩れて正しく表示されないようだ。日本語入力の問題は解決しているので我慢する。
2 起動後に最低限すべきこと
今後Amayaを多用するため以下の設定を行う。
- 言語設定
- 文字コード
- Launcherへの登録
以下で順番に手順を説明する。
- 編集 -> 設定
- 一般
- ダイアログの言語:ja (Japanese)
- フォントの倍率:90
- 出版
新しいドキュメントの文字コード:utf-8
- 設定ができたら最後に適用を選択
- アイコンを右クリック -> Launcherに登録
以上でAmayaの言語設定,既定の文字コード,Launcherへの登録が完了した。
これでLauncherからAmayaを起動できるようになった。Amayaをどんどん使っていろいろな機能を覚えていきたい。