1.2 Beamerでlstlisting環境を使う方法130416

1.2.1 方法1:TeXモードか外部文書から参照 • Beamerで普通にlstlisting環境を使おうとするとエラーが出る。 • LyXであれば、[Insert]>[File]>[Child document…]から外部文書から参照すれば面倒だがうまくいく。 • LaTeXであれば以下のように、フレームに[fragile]オプションを指定することで実現可能なようだ。 begin{frame}[fragile] frametitle{Your title} begin{lstlisting} code end{lstlisting} end{frame} • 参考 – https://anteru.net/2008/09/15/269/ 1.2.2 方法2: Custom Insets(外部モジュールBeamer Fragileの利用) • 上記のやり方は\begin{frame}にオプション[fragile]をつけているため、LyXから途中でオプションを組み込む方法はない(\frametitleはLyXからオプション付加が可能なのだが)。 • そのため、TeXモードでそのフレームを書くしかなかった。しかし、外部モジュールを使うことでTeXモードを使わずにGUIで比較的可能 。 • ファイルhttp://wiki.lyx.org/uploads/Modules/beamer/beamer-fragile.moduleをC:\Users\Senoo\AppData\Roaming\LyX2.0\layoutsに保存 • その後[Tools]>[Reconfigure]>LyXを再起動 • すると次回以降Beamerクラスを使うとき、[Document]>[Settings…]>[Module]にBeamer Fragileという項目が現れる->これを選択して[Add]->[OK] • [Insert]->[Custom Insets]にいかの項目が追加される Fragile: \begin{frame}[fragile] \end{frame}に相当 FragileFrameAllowframebreaks: \begin{frame}[fragile, allowframebreaks] \end{frame}に相当。フレームを自動で改フレーム(改ページ)してくれる FragileTitle: \frametitle{ }に相当 使い方: • LyX側でBeginFrameやEndFrameをする必要はない。但し、Fragile Frameを使う直前ではEndFrameを使って\lyxframeのフレームを閉じておくこと。 • [Insert]->[Custom Insets]から次の2つのうちどれかを選ぶ – Fragile Frame – FragileFrameAllowframebreaks • FragileFrame環境中でフレームタイトルをつけるには、[Insert]>[Custom Insets]>[FragileTitle]を選択しその中で書く。 注意: • FragileFrame環境でTeXモードで\begin{lstlisting} \end{lstlisting}環境で日本語を書くと、改行がうまく反映されない • 参考 – http://comments.gmane.org/gmane.editors.lyx.general/74654 – http://wiki.lyx.org/Layouts/Modules#toc9 – http://wiki.lyx.org/uploads/Examples/Beamer/Liv/beamer-fragile-sweave-template.pdf

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