過去の居住履歴の確認方法


概要

生まれて翌年に引っ越しをし,その後幼稚園や小学生の頃に細かい引っ越しを何回かした。社会人になってからも,就職・移動・転職で引っ越しを繰り返してきた。ふとこれまでの正確な居住履歴が気になった。特に,自分の出生地や転入・転出の日付だ。

実益的なところは一切ないのだが,自分史を語る上でこれらの居住遍歴は重要でかけがえのない情報だ。実は,6月半ばに2-3週間ほどかけて,唯一住民票を保持していなかった出生地の住民票を請求し,入手できた。これにより,現在までの自分の居住履歴を証拠とともに把握できた。

入手の過程で右往左往したので,過去の居住履歴の確認方法を参考までに記しておく。

方法

過去の居住履歴の把握には以下の3種類の書類を使用する。

居住履歴の確認書類
書類 請求先役所 説明
住民票 当時の居住地 同一市区町村内での居住履歴と転入出履歴を記載。
戸籍謄本 当時の本籍地 本籍地の前後の本籍地の履歴を記載。住所は番地までで号以降は記載がない。
戸籍の附票 当時の本籍地 同一本籍地での居住履歴を記載。

住民票は居住地とその転入出履歴を把握できる。全居住地の住民票を入手できれば,それが完全な居住履歴となる。ただし,居住地ごとに市役所に請求する必要があり,引っ越しが多いと確認に手間がかかる。

戸籍謄本は本籍地を確認するための書類となっている。本籍地は番地までしか住所の記載がなく,号以降の記載がない。そのため,居住履歴の確認としては不十分だ。

戸籍の附票は居住履歴を確認するための専用書類となっている。そのため,基本的には戸籍の附票を請求すれば事足りるだろう。ただし,戸籍の附票は同一戸籍の間の居住履歴しか記載されていない。そのため,途中で転籍した場合には不完全となる。

過去の本籍地は戸籍謄本に記載されているので,これをたどることで昔の戸籍の附票を請求することはできる。ただし,市区町村に応じて保存期間が異なる。例えば,大阪市であれば5年までしか保存しておらず,戸籍の附票を請求できなかった。

この場合,昔の戸籍での戸籍の附票を入手できない場合,住民票で代用することになる。過去の居住地の場合,住民票の除票を請求する。「住民票」は現住所の住民票を指し,「住民票の除票 (除住民票)」は過去の住所の住民票を指している。

このように,住民票や戸籍の附票を組み合わせることで,正確な過去の居住履歴を把握できる。

なお,基本的に郵送での請求になると思うので,郵送時に必要なものを簡単に説明しておく。

居住履歴の確認書類請求時の提出物
  • 申請書
  • 発行手数料 (定額小為替300-450円)
  • 身分証明書の写し
  • 返送用封筒・切手

まず,申請書類を記入して同封する。送付時に当時の住所を記載 (最低限番地まで) する必要がある。万が一,わからない場合,別の方法で把握しておく必要がある。例えば,現在の本籍地の戸籍謄本を入手して,過去の本籍地を確認するなどだ。

発行手数料として住民票と戸籍の附票は300円,戸籍謄本は300-450円かかる。これらは郵便局の定額小為替を同封して支払う。少額のお金の送付には定額小為替が最安であり,定額小為替の購入には1枚100円の手数料がかかる。

本人確認のため,身分証明書の写しも同封する。

最後に,返送用の封筒・切手を同封する。書類自体は大きさも重さもたいしたことがないので,折り曲げを許容できるならば発送も返送も最安の郵便書簡 (ミニレター 63円) で問題ない。

結論

自分史において重要な居住履歴の確認方法を記した。

氏名のよみがな・ふりがなの確認方法」と合わせて,過去の自分の情報を把握できた。

幼少期など昔の情報は自分も親も記憶が曖昧になりがちだ。そして,昔の情報は保存期間が超過して破棄されてしまうことがある。役所に保存されている間に自分で請求して確実に保存しておきたい。

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