e-Taxでの申請に必須の書面での収受日付印相当の取得方法


概要

退職報告に記載した通り,昨年の10月から個人事業主として活動している。開業届や確定申告などの事務手続きで,e-Taxによる電子申告で税務署に申告している。

書面であれば,書面の控えに押印された収受日付印が受付の証明となる。しかし,e-Taxでは電子申告の都合,提出書面に収受日付印がそもそも存在せず,融資などで確定申告や開業届の書類の提出を要請された場合に困る。

そこで,今後に備えて今回はe-Taxにおける書面の収受日付印相当の証明の取得方法を画面キャプチャを交えながら記す。

結論からいうと,e-Taxのメッセージボックスに受信する「メール詳細」が書面での収受日付印に相当するため,これを保存すればいい。

証明

e-Taxにおける収受日付印相当の証明については,そのものずばりののFAQがあり,以下の通り回答されている。

書面で提出した場合には申告書等の控えに収受日付印がありますが、電子申告の場合どうなりますか。

答 電子申告の場合は、書面で提出した場合のように申告書等の控えはありませんが、申告等データの送信後にメッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます。
 「受信通知」には、申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等が表示されますが、保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います。
 受信通知の保存期間について

 また、メッセージボックスから、送信した申告等データをダウンロードし、e-Taxソフトの「組み込み」機能を利用して紙に出力することにより、送信した申告等データの内容を確認することもできます。

 なお、平成20年1月以降、e-Taxを利用して申告、申請・届出等の提出を行った場合には、電子申請等証明書の交付を請求することができるようになりました。

書面で提出した場合には申告書等の控えに収受日付印がありますが、電子申告の場合どうなりますか。|e-Tax

強調した通り,申告等データの送信後にメッセージボックスで「受信通知」を受信するので,これが受付の証明となる。

手順

肝心の受信通知の確認方法を記す。Webとe-Taxソフトの2種類の方法がある。

違いとしては,メッセージ本体の保存や印刷の有無がある。基本的に,Webは受信通知の閲覧と,送信データの保存しかできないので,e-Taxソフト経由での保存を推奨する。

e-Taxソフト

まずe-Taxソフトを起動する。

左のメニューボタンから [メッセージボックス] を選び,申告時の手続きを選び,[詳細表示] を選ぶ。例えば,今回は [所得税及び復興特別所得税申告] (確定申告) を選ぶ。その後, [詳細表示] を選ぶかダブルクリックする。

[メッセージ詳細 (受信通知)] 画面が表示される。ここに,[メール詳細] が表示されている。これが収受日付印に相当する。この画面が申請の証明として重要なので保存する。

まず,[ダウンロード] を選択して [所得税及び復興特別所得税申告20200214181226.xtx] のような形式の「申告・申請等データファイル」を保存する。このデータは申請 (提出) したデータとなる。提出データのバックアップとして保存しておく。別で保存していれば,わざわざ保存しなくてもいいかもしれない。

保存したxtxファイルはe-Taxソフトで読み込むことで表示できる。詳細な手順は「受信通知からダウンロードしたデータ(拡張子は.xtx)をe-Taxソフトで表示・印刷するにはどうすればよいですか。|e-Tax」を参考にする。

続いて,右下の [保存] を選んでXMLファイルを保存する。このファイルが受信通知自体のデータとなる。適当に名前を付けて (例: 受信通知.xml) 保存する。メッセージボックスのメッセージは保存期間を超過すると勝手に削除される。ここでxmlを保存しておけば,後でe-Taxソフトから閲覧できる。

最後に,[印刷] を選んで紙に印刷したり,印刷用データをPDFに保存する。一番最後のこの手順が重要となる。プリンターの設定なのかどうかわからないが,[印刷] ボタンを選ぶと,PDFに出力したり,そのまま紙に印刷される。後のことを考えると,PDFに保存しておくとよいだろう。

Web

Web版e-Taxからも閲覧できるので手順を記す。

まず,「

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)」にアクセスする。

右下の [メッセージボックス]>[メッセージボックスの確認] を選ぶ。

[受付システム ログイン] 画面が表示されるので,[マイナンバーカードの読み取りへ] を選び,ログインする。

[メインメニュー] 画面が乗じされるので,[メッセージボックス一覧]>[確認画面へ] を選ぶ。

[メッセージボックス一覧] 画面が表示される。ここに過去の申告の受信通知が格納されている。ここから,申告時の該当手続きを選ぶ。例えば,今回は確定申告の受信通知の確認のため,[所得税及び復興特別所得税申告] を選ぶ。

[メール詳細] 画面が表示される。これが「受信通知」や「メール詳細」と呼ばれる受付の証明画面となる。

[ダウンロード (XML形式)] を選ぶと,[受信データ20200214181226.xtx] のようなファイル名の送信データを保存できる。

Webからだとメッセージ自体をダウンロードしたり印刷するボタンはない。代わりに,Webブラウザーの保存や印刷機能でこの画面をHTMLで保存したり,印刷PDFに保存したりする。

Webブラウザーの保存と印刷PDFはWebブラウザーごとに若干表示が異なるので,やはりe-Taxソフトでの保存がよいと思う。

結論

e-Taxでの電子申告で書面の収受日付印相当の証明の取得方法を記した。

実際に電子申告した内容を何らかの証明のために書面で提出する際は,送信データ (PDF) とこのメール詳細 (受信通知) を印刷したものを同時に提出する。

申請時の必要書類に,収受日付印かメール詳細の条件が明記されていることが多いので,これに従うとよい。

e-Taxでの電子申告時は,このメール詳細の確認と保存がほぼ必須である。逆に受信通知がない場合,受付に失敗している。電子申告は書類を直接提出する必要がないぶん,きちんと確認する必要がある。確認忘れによる不利益を被らないように,注意しておこう。

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