クレジットカードの仕訳の整合性の確認方法

クレジットカードの帳簿への仕訳の整合性の確認方法を記す。

導入

確定申告の時期が近づいており,昨年の取引を帳簿に仕訳している。銀行口座は残高で整合性を確認できる。しかし,クレジットカードは請求と支払が混在しており,請求が連続的に発生するため銀行口座と異なり残高によるチェックがしにくい。

例えば,楽天カードは毎月27日がクレジットカードの支払日であり,前月27日-26日が請求の期間となる。具体的には,2018-12-27に11月 (10/28-11/27) の支払いがくる。2019-01-27に12月 (11/28-12/27) の支払いがくる。つまり,請求日 (28日) 以降の利用は,次回 (12/28であれば2/27) の支払い分の扱いとなる。そのため,クレジットカードのご利用明細には月をまたいで明細が記録され,ややこしい。

そこで,クレジットカードの仕訳の整合性の確認方法を試行錯誤の上考案したので紹介する。

方法

基本的に,バックグラウンドの不整合の解消後,クレジットカードの請求の支払い直後の残高が,次回の支払金額と一致することを確認すればよい。

クレジットカードの仕訳の整合性の確認方法
  1. クレジットカードの支払い直後の残高が次回に支払う金額と一致することを確認する。
  2. 一致していなければ,一致するように仕訳を行い,バックグラウンドの不整合を解消させる。
  3. クレジットカードの精算後の残高が翌月の請求金額と一致することを確認する。

手順2で打ち消した金額が,元々帳簿に存在していた不整合の金額となる。打ち消す代わりに,金額を把握しておいて,手順3でこちらの金額を加算した金額と一致することを確認してもよい。

手順2によるバックグラウンドの不整合の解消後は,クレジットカード請求の支払い直後の残高が,次回請求金額と一致することを確認する。一致しなければ,仕訳を間違えていることになる。

具体例

実際に毎月27日が請求日である楽天カードでの2018年12月から2019年01月の仕訳の整合性確認手順を記す。参考までに,記帳に使用している家計簿ソフトGnucashの画面キャプチャも掲載する。

0. 2018-12-27請求分 (2018-10-28~2018-11-27利用分) を仕訳する。

1. 2018-12-27の残高 (32185円) が次回請求金額分 (2019-01-27請求50780円) と一致することを確認する。

2. この時点の差額 (50780円-32185円=-18595円) が元々存在していた不整合金額なので,これを以下の仕訳で打ち消す (必要に応じて雑損と雑益を使い分ける)。

2018-12-27: 雑損.現金過不足 18595円 / 未払金.楽天カード 18595円

手順1-2のGnucashでの仕訳画面

3. 2019-02-27請求分 (2018-12-28〜2019-01-27利用分) を仕訳する。

4. 手順1と同様に27日の請求金額支払後の残高が次回2019-02-27請求分 (2018-12-28~01-27利用分39279円)と一致することを確認する。

手順4での整合性の確認

手順2により,まずバックグラウンドの不整合を2018-12-28で解消させる。あるいは,この不整合の金額を控えておく。

これで手順3で仕訳がきちんとできていれば,手順4で残高が次回請求金額に一致する。一致しない場合は,手順3での仕訳に漏れや誤りがある。

結論

クレジットカードの仕訳の整合性の確認方法を記した。

銀行口座以上に,利用が多いクレジットカードでは,仕訳の整合性の確認は必須だと仕訳中に感じた。当初,明細が月をまたぐため,複雑に感じてしまった。しかし,バックグラウンドの不整合の解消後は,精算直後の残高が次回請求金額と一致しておけばよいシンプルな確認方法だと判明した。

今回考案した確認方法で,クレジットカードの仕訳をきちんと行い,確定申告に備えたい。

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