TPPは反対すべき?

 今世間を騒がせていて、今後の世界においての日本のあり方においてすごく重要そうな問題『TPP』。Trans Pacific Partnership 環太平洋経済協力協定(日本語訳はいろいろあります)

 政治家や学者の間でも参加するかしないかで意見が分かれていて、僕もどっちがよいのかよくわからなかった。でも、なんとなく新聞とかテレビ、世界のことを考えるとどちらかといえば賛成よりだった。
 どこの企業も世界で勝負していくしかないし、グローバル化が進む世の中、(新)自由主義の風潮が加速している世の中にはふさわしい流れなのかもしれない…とかぼんやり。

 ちょっと捉え方変わるかも。ニコニコ動画で何気なくランキングを見ていたら非常に興味深い動画があったので普段はみない政治のカテゴリの動画をみた。

すごく面白かった。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15973549
これ約40分間TPPについて、京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻 交通マネジメント工学講座 交通行動システム の中野剛志準教授が語るという動画。この人はTPPには反対でTVにもときどき出ていたようです。僕は10/31のTVタックルでVTRの中に出てきているのをつい最近見たのが記憶に残っている。
 ネットで調べて初めて詳しいことを知ったのだけど、この人、今の所属は理系の先生なんですね。初めは文系だったようですが。普通に経済とかの人なんかなと思っていただけにびっくりでした。

 とりあえず、一回見てみたらよいと思います。40分ですけど、この先生、弁がたつし、ユーモアがあってすごく面白くてあっという間だった。特にしょっぱなのやつと後半からのテンションの上がりようが(笑)
 反対派の意見がよくわかる。マスコミや政府が情報を適切に開示していないこと。そして、これを見る限りもう日本はTPPには参加する流れができていて無駄なのかもしれないけれど、反対すべきなのかなと自分の意見が傾いた。(洗脳とか優柔不断みたいですけど…僕も愚民ですわ~orzでも愚民でも幸せになりたいね)

 僕もこの人のように自分の意見をはっきり話せて、なおかつユーモアがあって面白い話ができるようになれたらなと常々思う。他の人とかと話しをするときも、なんとなく間違っていて批判されたりするのが怖くて、控えめにしたりで反省はしているのだけれど。どこかで、失敗を恐れずにやっていかないと上達しないしこのままだろうな…。

 大学院試験を受けるうえで少しは調べたのだけれど、都市社会工学専攻は土木色が強くて、なんとなく研究室の名前でやめてしまった感がありました。実際に、河川や地盤などの
解析を行っているところもありましたから。
 でもこの先生の研究室は経済や心理学など、土木計画が与える影響とかであんまり計算とか工学系のことはやっていないような印象で意外だった。知識とかはないけど、やっていることは自分の興味関心のあるところだったので、受ければよかったかもな(笑)

 動画を見ていても共感するところがあって、なんか安心したというかよかった。この人の思想がどういうのかよくわからないけれど、いえることは新自由主義ではないということ。
 最近テレビでよく見るようになった元経産省の古賀さんや岸さん、なんかも軽く批判?していてびっくり。なんとなくテレビで話を見ていて、熱く自分の意見をもって話しているのを見て、この人たちについていったら日本はよくなりそうとぼんやり考えていたからだ。

この動画には中野さんのダイジェストみたいなの。短くてこの人が発言しているところを絞って載っている。http://www.nicovideo.jp/watch/sm16005540
16分程の動画です。

 (新)自由主義者のいうことはこう。うまくいかなかったら、自業自得。淘汰されただけ。いくら自分が無謀なこといおうと、一切責任をとらない。それが彼らのスタンス。
 ちょっと気づかされたかな。

 気に入ったのは下の動画の4;30付近。「非効率でも苦しくても一生懸命働いてお金をためて生活しているんだ。それが、淘汰だとかで不幸になるのはおかしい。なんでたかだか非効率なだけで路頭にまよわなくちゃいけない」
(言葉は違いますが、ニュアンスがはこんな感じのはず)
 まったくそのとおりだと思った。ゲームに勝ったやつだけが幸せで負けたら、不幸とかね。勝つことが正義で負けるのが悪とか。なんかおかしいよな。でもよくわからない。
MTGしていてもときどきこんなこと考えます。

いつだったか友人がいっていた言葉。(SCGが買い占めして新規が始めづらい状況みたいな話の流れで)
「既に持っている人がこれ以上良くなるのと、持っていない人が良くなるのはどっちがいい?(持っていない人=新規 のがよいでしょ)」
 きいて以来ずっと頭の中に残っている。僕もそう思う。金持ちや裕福な人の生活がよくなるよりも、既に恵まれない貧しい人がよくなる方が世の中にとって良いことだと。

 去年、公務員試験を共に勉強していた高校時代の友人と自由と税、のことについて話したり、お正月にマイケル・サンデル先生の白熱教室をみてずっと考えていた。なんとなく、自分と同じ考えの人を見ていなかったのでちょっと安心した。よかった、自分も間違ってはいないと。

 でもこの中野先生が本当に正しいのかどうかもなんだか少し疑ってしまう…。可能なら、古賀さんや岸さんと討論してみてほしいな。双方の意見をぶつけて、どうなるか謙虚な姿勢で行われる議論をみてみないと、組織なんかの意見としては判定できないね~。

 何が正しくて何が間違っているか。何をすべきなのか本当よくわからないな~。だから、それを見つけるために、僕は就職は先延ばしして、大学院に進学することを決めたのです。
 馬鹿にされるかもしれませんが、これは院試験の面接でもはっきりと言いました。本当に合格するとは思わなかったけど(爆)

本当はレポートするつもりだったんだけど、まあいいや。こっちの方が大事かな。

さっき出た高校時代の友人ははっきりと自分が自由主義だといっていたから、メールでこの動画を教えてTPPについて議論しなおしてみようかな(笑)

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