#mtgjp カード評価 統率者2019 | 癖のあるカードが多く他のカードとの組み合わせに期待

概要

2019-08-23発売の新しいカードセット「統率者2019」の全カードリストが2019-08-09に公開された。そして,辞書データも2019-08-11に公開された。

統率者2019は再録カードが多い。新規カードはカード個別評価:統率者2019 – MTG Wikiで確認できる59種類だ。

灯争大戦,モダンホライゾン,基本セット2020とレガシー環境に影響を与えるカードセットが連続して発売された。一方,統率者2019は統率者での使用を念頭においたカードセットであり,癖のあるカードが多い。

この中で気になった以下のカードをレビューする。

  • クリーチャー
    • 《悲運な職工/Doomed Artisan》
  • ソーサリー
    • 《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
  • アーティファクト
    • 《運命の巻物/Scroll of Fate》
  • 再録カード
    • 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》

クリーチャー

《悲運な職工/Doomed Artisan》

Doomed Artisan / 悲運な職工 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがコントロールしている彫像(Sculpture)では攻撃もブロックもできない。
あなたの終了ステップの開始時に、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている彫像の総数に等しい。」を持つ無色の彫像アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
1/1

毎ターンデメリット無しのトークン生成カードは貴重であり,評価できるポイントだ。問題はそのままでは,攻撃にもブロックにも使えない点だ。

《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のように,本体を明滅させたり,《煙突/Smokestack》と組み合わせて,維持コストに当てるなど,デッキ構築時点での工夫が必要となる。

《刃の接合者/Blade Splicer》と性能が似ており,こちらのほうが癖がなく使いやすいか。

ストンピィ系デッキで,アーティファクトやクリーチャーを維持コストに要求するパワーカードが登場すれば,チャンスがあるだろう。

ソーサリー

《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》

Sevinne's Reclamation / セヴィンの再利用 (2)(白)
ソーサリー
あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが3以下のパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。この呪文が墓地から唱えられたなら、あなたはこの呪文をコピーしてもよく、そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
フラッシュバック(4)(白)(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)

基本セット2020で登場した《帰寂からの帰還/Brought Back》に続いた,墓地からのリアニメイトカードだ。能力的には,《太陽のタイタン/Sun Titan》のETB能力が呪文になったとみれる。

フェッチランドをリアニメイトすることでマナ加速にも使える。白で緑のような土地サーチ・マナ加速は貴重だ。フラッシュバックが付いているので,中長期的に確実なアドバンテージをとれる。しかし,マナコスト的にやや悠長に感じる。

爆発力がほしいならば,《第二の日の出/Second Sunrise》のほうが有利だろう。ただし,墓地利用はサイド後すぐに対策される。その割に,このカードは爆発力に欠けるのでいまいちに感じる。

中長期戦を念頭に置く,白系のコントロールデッキでチャンスがありそうだ。

アーティファクト

《運命の巻物/Scroll of Fate》

Scroll of Fate / 運命の巻物 (3)
アーティファクト
(T):あなたの手札からカード1枚を予示する。(そのカードを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)

かつて,マスク・ドレッドで使われた《Illusionary Mask》と似たカードだ。

手札のカードを変異として出せるため,ETBのデメリット持ちとのコンボとして使える。その他,マナコストの重いクリーチャーを擬似的に速攻として出すこともできる。

出した直後から能力を起動でき,2枚目以降の自分などの手札の無駄なカードを2/2として処理できる。もちろん,後続のクリーチャーへの打ち消し耐性にもなる。

《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》あたりを予示できれば強そうだ。

ただし,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のように,ETBの強力なカードもけっこうあるので,扱いには工夫が必要だろう。

再録カード

《賞罰の天使/Angel of Sanctions》

Angel of Sanctions / 賞罰の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
賞罰の天使が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを賞罰の天使が戦場を離れるまで追放してもよい。
不朽(5)(白)((5)(白),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと不朽を持たない白のゾンビ(Zombie)・天使(Angel)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。不朽はソーサリーとしてのみ行う。)
3/4

《払拭の光/Banishing Light》,《忘却の輪/Oblivion Ring》を内蔵した天使だ。

自身も3/4飛行と申し分ないスペックを持っており,しかも不朽まで持っている。基本セット2020で《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》というよく似たカードが登場している。が,個人的には《賞罰の天使/Angel of Sanctions》のほうが強いだろうと思っている。

5マナと重いことがネックで,トーナメントではあまり使われていないようだ。ストンピィ系デッキや,現在使っている白エルドラージに,お守りとして2枚ほど忍ばせたいなとずっと考えている。

結論

灯争大戦,モダンホライゾン,基本セット2020と強烈なカードセットが連続しており,特殊セットなのもあり,全体としてやや地味な印象を持った。

癖のあるカードが多く,活用には頭をひねるカードが多かった。今後の組み合わせを期待したい。

来月の10月には新セットのエルドラインの王権が発売される。なんだかんだで1-2か月のサイクルで新しいカードセットが登場していてめまぐるしい。

新カードの様子を伺いながら,自分のデッキの強化を検討したい。

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