書評☆3 協力する心の科学 | ただひたすらに協力に関する研究を紹介

概要

心理学者による,協力に関するさまざまな研究を紹介本となっている。

ただひたすらに協力に関するいろんな研究の事例を紹介している。いろんな研究があるのだなとは思った。

ただし,本当に事例の紹介しかしていない。しかも,ある研究結果に対してそれに対する反論の研究まで紹介している。公平性という観点ではいいのだが,では結局どうなのかというのがわからなかった。

事例を踏まえて,どうすればいいのかという著者の意見がなかったのが最大の欠点だった。

結局どういうときにどういう方法を取ればいいのかというおそらく多くの人が知りたい結論は書いていなかった。ただひたすら事例が紹介されていた

せっかくここまで調べたのだから著者の意見がほしかった。

結論

読みやすい文体だったのですらすら読めた。最後に著者の見解やまとめがあるかと思っていたのだが,そうした類のものはなくただひたすらに事例が紹介されていた。

参考文献も巻末にあったので,心理学を勉強している学生や研究者にとっては,いい資料となるだろう。ただし,一般人にとっては最後の結論がほしかった。何でもいいから著者のまとめがほしかった。これがなかったのが残念だった。

パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/06/18/

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