書評☆4 エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方 | エージェントの選び方からスキルシートの書き方まで

概要

日立系のSEとして10年以上勤務後,リストラによりフリーランスとして活動している著者によるITエンジニアがフリーランスとして活動する方法について解説された本である。

出版が2016年であり,現在一般的な準委任契約のエージェントを使ったフリーランスの形態について解説してある。

そのため,内容が今でも十分適用可能なものであり,参考になった。

著者の実体験に基づき,エージェントを使った常駐型の仕事のスタイルを勧めており,その個人と企業にとってのその利点が書かれており納得できた。

また,スキルシートのかきかたについても具体的にどういうことを書けばよいか書かれており参考になった。

現在,SESの企業に勤めており,担当営業にスキルシートの内容についてどのようなことを書けばいいかその都度質問したが,何の参考にもならない回答しかなかった。ここだけでもこの本を読んでよかったと感じた。

参考

p. 40: 仕事の獲得方法は「自分で営業」「クラウドソーシング」「エージェント」の3つ

フリーランスが仕事を獲得する方法は各種ありますが、えージェンをと経由して紹介してもらうのが最もかんたんであり、手堅いことは明白です。仲介手数料は発生しますが、それはクラウドソーシングでも同じ。自分で営業しても、「自分の人件費」がかかります。「客先に常駐したくない」すなわち「どうしても自宅でやりたい」というこだわりを捨てれば、常駐案件ほどラクな待遇はありません。決まった時間作業すれば、確実にお金がもらえるのですから。

フリーランスでなぜエージェントを使うのかという理由がわかった。

p. 76: 個人なら値切られる「保証料」がエージェントには上乗せされる

フリーエンジニアとの契約においては、企業側も「エージェントを介したほうが安全」だと思っているようです。


個人と直接契約するのはリスクと考えます。そのエンジニアが逃げてしまうなどのトラブルが発生したとき、間に入ってフォローしてくれる、もしくは代替要員を紹介してくれる存在がほしいのです。よって、エージェント経由のほうが企業も安心。その「保証料」を上乗せして払っている分が12万円です。

つまり、「エージェントを介さずに直接契約すれば、エージェントの取り分も自分の懐に入る」というのは、エンジニアの勝手な思い込みに過ぎないのです。

企業がエージェントを利用する理由がわかった。

p. 93: 「オメガ・サーチ」で案件を一括検索すれば効率的

インターネットで案件を調査する際、便利なサイトがあります。グーグルで「IT案件検索エンジン」と入力すれば「オメガ・サーチ (OMEGA-SEARCH)」というサイトが上位に出てきます。このサイトを使えば「複数のエージェントが後悔している案件情報」を横断的に、一括して検索できます。


たとえば「最近の案件では、GitとSVNは、どちらが多く使われているのか?」おいった傾向を知りたい場合。それぞれのキーワードで検索して、ヒット件数が多いほうが、「より多くの現場で使われている」ことになります。

案件を検索できる検索エンジンがあることを初めて知った。

p. 119: 好印象を与えるスキルシートの書き方

  • 期間
  • 業務内容
  • 役割
  • 使用言語
  • データベース
  • サーバーOS
  • ミドルウェア
  • ツール

スキルシートの具体的な内容が書いてあって参考になった。

結論

ITエンジニアとしてフリーランスでやっていく上でのメインのやり方が書かれていた。IT業界でフリーランスのやり方としてこの方法は主なものなので,フリーランスを考えているなら,読んだほうがいいと感じた。

また,SES企業に勤務しているITエンジニアも知っておいたほうがいいと感じた。エージェントとの付き合い方やスキルシートの書き方など,参考になる部分は多いと感じた。

パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/06/03/

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