書評☆3 電気・電子を学んだ人のための半導体ポケットリファレンス | IoTを支える技術 あらゆるモノをつなぐ半導体のしくみ

概要

IoTにおいて重要な役割を果たす,センサーや半導体がどういう仕組みになっているのかをコンパクトにまとめている。

仕組みを解説しているが,自分のように大学で電気電子を学んでいない人にとっては,ここに書かれている内容で理解するのは難しいと感じた。

図解もふんだんに掲載されており,なんとなくわかった気にはなるかもしれないが,理解するには電子の移動など化学などの理系の専門知識が必要になる。

別の専門書などで,仕組みをきちんと勉強した人が,忘れたときに思い出すのにはちょうどよいと感じた。

まとめ

IoTはセンサーで収集したデータを,インターネット経由で蓄積し,解析結果を提供・活用するという3段階のフェイズがある。

半導体はこの最初のデータの収集部分で重要な役割を果たすため,その仕組みを知っておくことは収集可能なデータや適用可能条件を把握する上で重要となる。

しかし,これは電気電子の領域となるため,ちゃんとその勉強をする必要があると感じた。

その上で,この本は忘れた内容を思い出すのに調度良いだろうと感じた。

パーマリンク: https://book.senooken.jp/post/2018/10/03/

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