書評☆3 Arduino[実用]入門 | 実用というより基礎入門

概要

Arduinoの入門本となっている。内容としては,以下が書かれていた。

  • Arduinoの紹介
  • 電子回路制御
  • 通信・デバイス
  • 無線LANでのIoT工作

個人的に,特徴だと思ったのが,一番広く使われているArduino Unoには無線モジュールがないので,別途ESP-WROOM-02を組み合わせているところだ。

電子工作としてよく名前が上がる,Raspberry PiはArduinoよりも配線接続が難しそうだという印象があった。その代わりに,Arduinoは無線接続がネックのようだ。

内容が物足りなかった。入門としてはよいのだが,扱っている事例が,単に部品を機能させるレベルで終わっているからだ。

通信のところも,端末上の標準出力にデータを出力するなど,原始的な内容で終わっている。また,最後の無線LANで,センサーが受け取った情報をサーバーにアップロードする部分も,単に受け取った数値データを画面にそのまま表示させており味気なかった。

例えば,Raspberry Piだと「これ1冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 改訂第3版」同じWebへのアップロードでも,飛ばすデータが画像で,それを表示できるようになっており,リッチだった。

結論

Arduinoの入門本はRaspberry Piに比べると数が少ないので貴重な一冊だ。

Arduinoがどういうもので,電子工作やIoT工作などに必要な基礎を学ぶことができる。ただ,内容が初歩的な部分で終わっており,その後の展開やモチベーションの維持という面が弱かった。

ここは,応用本をあたることで解決するのかもしれない。

パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2018/08/21/

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