書評:マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾

☆4:株式投資全般の解説

株や投資を専門に扱っている「ダイヤモンドZAi」という雑誌の2006年5月号から2008年1月号までの連載を大幅に加筆修正して構成されている。

オールカラーで304ページとけっこうな読み応えがあり,株式投資に関する情報を一から説明していてよかった。各種の指標や株の格言,また株だけでなく先物取引やREITなどに触れている。重要な部分(PER,PBR)は後半でも同じ内容の説明があった。

投資の話だけでなく,物語もしっかり作りこまれていて面白く,3-4時間かけて一気に読んでしまった。後半はライブドア事件を模したようなTOB(公開買付け)による仕手戦を中心に物語が進んでいて熱かった。

この本の続編である,「株、FX、世界経済がマンガでわかる!新女子高生株塾」(続編)を先に読んでいたため,登場人物の過去の経緯がよくわかり,なんとも感慨深かった。続編と本書は内容的にかぶっているところはほとんどないので,どちらの本を読んでも参考になる。

続編の登場人物の六本木のドンが前編の本書に登場するのかと思ったがそうではなかった。前編から続編に登場したのは主要人物だけで,続編から入っても問題ないようになっていた。

なお,続編の書評は以下で掲載している。

パーマリンク:https://senooken.jp/blog/2018/05/07/

まとめ

投資の専門誌の連載に掲載されているだけあって,内容はけっこう専門的なものがあった。しかし,そこは漫画の図解と,物語とのリンクもあって分かりやすかったと思う。続編と合わせて,初心者のうちに読んでおくと良いと思った。

イラストはクセがあるが,読んでいるうちに気にならなくなり,これはこれで味があるなとも感じた。

パーマリンク:https://senooken.jp/blog/2018/05/11/

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